HE-K46BQSの後継機種|修理の部品はまだある?

HE-K46BQSの後継機種|修理の部品はまだある?

パナソニックのエコキュート HE-K46BQS(460L・2008年7月発売)の後継機種は、HE-J46NQS(2026年6月発売)です。パナソニックの機種一覧表で確かめました。

貯湯タンクの外形は同じですが、脚が3本から4本になり、基礎のアンカー(タンクの脚を留めるボルト)は打ち直しになる見込みです。リモコンも新しく買います。

HE-J46NQS は、国の補助金(省エネの給湯器への買い替えを補助する「給湯省エネ2026事業」)の対象です。国に登録した業者と契約して取り付ければ1台10万円です。

パナソニックが HE-K46BQS の修理用の部品を持っておくとしている期間は、計算すると2019年7月ごろに終わっています。

目次

HE-K46BQSの後継機種

ここでは、HE-K46BQS の後継がどの型番かを先に答え、替えたときに変わることを項目ごとに見ていきます。答えのあと、次の順に取り上げます。

  • 数字の表と、給湯の圧力
  • 今の基礎にそのまま置けるか
  • 付け直す配管
  • リモコンと値段
  • 機能
  • 修理用の部品がいつまであるか

結論:後継機種はどれか

HE-K46BQS の後継機種は、パナソニックの HE-J46NQS です。

パナソニックの 機種一覧表(2026年10月8日に開いて確かめたもの)で、HE-K46BQS の行のすぐ上の行に載っている2026年の型番が HE-J46NQS です。

この表は、古い型番から今の型番までを、年ごとに横へ並べたものです。HE-K46BQS の行は、2026年の欄が「(Jシリーズにて対応)」となっていて、シリーズの名前しか書かれていません。

そこで、同じ角型の460Lのフルオート(ふろのお湯はりや保温、追いだきなどを自動でする型)の行を見ると、すぐ上の行の2026年の欄に J46NQS とあります。

表は型番の先頭の「HE-」を省いて書いているので、これが HE-J46NQS です。パナソニックの ラインアップ でも、Jシリーズ(2026年度モデル)の高圧フルオートの460Lは HE-J46NQS です(商品ページ)。

機種一覧表で確かめた順番

表を開いて同じことを確かめるときは、次の順に見ると見つかります。

  • 表の向き:PDFは横向きに置かれているので、回して読む
  • HE-K46BQS の行:2008年度の欄に「K46BQS」とある行。角型・460L・フルオート・一般地向け(寒冷地向けではない型)で、ウルトラ高圧・パワフル高圧や耐塩害の印は付いていない
  • 2026年の欄:同じ行のいちばん右が「(Jシリーズにて対応)」
  • すぐ上の行:角型・460L・フルオートで、2026年の欄が「J46NQS」。この行にもウルトラ高圧・パワフル高圧や耐塩害の印は無い

HE-K46BQS も HE-J46NQS も、パナソニックの呼び方ではふつうの「高圧」の型で、表の「ウルトラ高圧/パワフル高圧」の列には印が付きません。

2026年の欄には、J で始まる460Lのフルオートがほかにもあります。ただ、どれもウルトラ高圧・パワフル高圧、耐塩害、美泡湯(細かい泡で白くにごらせたお湯で入浴する機能)のどれかの印が付く行です。

これらの印の無い HE-K46BQS の行に当たるのは、HE-J46NQS だけです。

業者向けのページの「後継品」の欄は古いまま

パナソニックの業者向けの 品番詳細のページ(型番ごとの発売日や生産終了日を載せたページ)では、HE-K46BQS の「後継品」の欄は XHE-J46KQS(2020年の型)のままです。

機種一覧表のほうが新しく、2026年の欄が埋まっているので、今の後継は機種一覧表のとおり HE-J46NQS です。

HE-J46NQS に替えると変わること

大きく変わるのは貯湯タンクの脚と接続口の位置、リモコンで、ほかに型番や重さ、給湯の圧力、いくつかの機能も変わります。

エコキュートは、ヒートポンプ(外の空気の熱でお湯をわかす、屋外に置く機械)と、貯湯タンク(わかしたお湯をためておく背の高いタンク)の2つの機械でできています。変わることを1つずつ並べると、次のとおりです。

  • 2つの機械の型番:ヒートポンプは HE-PK60B から HE-PJ60N へ、貯湯タンクは HE-K46BQ から HE-J46NQ へ替わる
  • 貯湯タンクの脚:3本から4本になり、基礎のアンカーを打つ位置が変わる。打ち直しになる見込み(図の数字からの推測)
  • 重さ:貯湯タンクは81kgから68kgへ、ヒートポンプは54kgから41kgへ、どちらも13kg軽くなる
  • ふだんの給湯の圧力:170kPaから180kPaへ少し上がる(kPaはキロパスカルと読む圧力の単位)
  • リモコン:HE-RQFBW などから HE-RQWNW に替わる。本体に入っていないので、新しく買う
  • 機能:細かい泡を含んだお湯を出す「ウルトラファインバブル」や、スマホでの操作などが加わる。ボイスリモコンの「呼び出す」は無くなる
  • 配管と接続口:給水と給湯の接続口の位置が動き、配管は付け直しになる見込み
  • 値段:HE-K46BQS はメーカーが値段を決めていない型なので、新旧の値段の差は出せない

替えても変わらないこと

貯湯タンクの外形(高さ2170×幅600×奥行き680mm)と容量、ふろの基本の機能は変わりません。

  • 容量と形:どちらも460L・角型・フルオート・一般地向け
  • 水道の水圧の条件:どちらも、1階で水を止めて測った圧力が200kPa以上ある場所で使う
  • 2階のシャワー:どちらも、貯湯タンクを置いた所から高さ5mまで(2階)なら、水圧が低くても出るシャワーヘッド(低水圧シャワーヘッド)が使える。水の勢いを強めるマッサージ用のシャワーヘッドは使えない
  • ふろの機能:自動のお湯はり・保温・たし湯・追いだき。お湯を抜くと、ふろの配管に残った湯水を流して洗う「自動配管洗浄」もどちらにもある
  • ヒートポンプを留めるボルトの横の間隔:どちらも570mm

数字で比べる表

貯湯タンクの外形は同じで、2つの機械はどちらも13kg軽くなります。

重さは、貯湯タンクが81kgから68kgへ、ヒートポンプが54kgから41kgへ減ります。 効率と運転音は測り方が違うので、数字を並べて比べられません。

次の表では、2つの型番の違いを左から2番目の列にまとめました。

項目違いHE-K46BQS(旧)HE-J46NQS(後継)
発売日18年新しい2008年7月1日2026年6月26日
生産終了―2010年7月20日今の製品
メーカーの資料の値段(税込み。カッコ内は税抜き。リモコン別・工事費別)差は出せないオープン価格(メーカーが値段を決めていない)1,158,300円(1,053,000円)
容量同じ460L460L
ヒートポンプの型番別の型番HE-PK60BHE-PJ60N
貯湯タンクの型番別の型番HE-K46BQHE-J46NQ
貯湯タンクの寸法(高さ×幅×奥行き)同じ2170×600×680mm2170×600×680mm
貯湯タンクの脚1本増える3本4本
貯湯タンクの重さ(カッコ内は水を満たしたとき)13kg軽い81kg(541kg)68kg(528kg)
ヒートポンプの寸法(高さ×幅×奥行き)高さ18mm低く、幅19mm広く、奥行き10mm深い(計算)690×780×289mm672×799×299mm
ヒートポンプの重さ13kg軽い54kg41kg
減圧弁(ふだんの給湯の圧力)10kPa上がる170kPa180kPa
逃し弁(安全のための弁)安全のための値で、ふだんの圧力ではない190kPa220kPa
効率測り方が違うので比べられない年間給湯効率3.2年間給湯保温効率3.7(ふろの熱を回収する機能を使った値)・3.6(使わない値)
ヒートポンプの運転音(春や秋の条件/冬の条件)測り方が違うので比べられない42dB/45dB(資料は「騒音」とだけ書く)54dB/57dB(音響パワーレベル)
給湯の温度の設定50℃と55℃が増える水・32・35・38〜47・60℃水・32・35・38〜47・50・55・60℃

ヒートポンプの幅は、配管のカバーを含めると858mmから884mmになります。出どころ:商品図面の HE-K46BQS と HE-J46NQS、品番詳細、商品ページ

効率の数字は比べられない

HE-K46BQS の3.2は、日本冷凍空調工業会の規格で測った「年間給湯効率」です。1年を通して、使った電気に対してどれだけお湯をわかせたかを表す数字で、大きいほど電気が少なくて済みます。

HE-J46NQS の3.7は、JIS(日本産業規格。国が定めた、製品の測り方などの決まり)の2018年版で測った「年間給湯保温効率」です。ふろの保温に使った熱も数に入れます。

規格も数える中身も違うので、3.2と3.7を並べて、何%よくなるとは言えません。

参考に、2017年の HE-J46JQS の 商品図面 には両方の数字が載っています。工業会の規格では3.8、JISでは3.5(ふろの熱を回収する機能を使った値)でした。

同じ規格どうしで見ると、工業会の規格では HE-K46BQS の3.2から3.8へ(どちらも「おまかせ節約」の運転の値)、JISでは3.5から HE-J46NQS の3.7へ、どちらも新しい型のほうが高くなっています(計算)。

運転音の数字

運転音の2つの数字は、春や秋の条件と冬の条件で測った値です。HE-J46NQS の54dB・57dBは音響パワーレベルで、HE-K46BQS の42dB・45dBとは別の数え方です。

HE-K46BQS の商品図面は「騒音」とだけ書いていて、数え方の名前はありません。次の2017年の型の図面の並びから見ると、音圧レベルの数字と見られます(推測)。

2017年の HE-J46JQS の商品図面には両方が載っていて、音圧レベルで42dBと45dB、音響パワーレベルで54dBと57dBでした。

旧型の42dB・45dBも新しい型の54dB・57dBも、2017年の HE-J46JQS の数字とそれぞれ同じです。同じ数え方どうしでは、運転音は大きく変わらない見込みです(推測)。

給湯の圧力とシャワーの勢い

減圧弁は、水道の水の圧力を下げてからタンクに入れる弁です。HE-K46BQS は170kPa、HE-J46NQS は180kPaで、ふだんの給湯の圧力は少し上がります。

ただ、数字の上での違いで、シャワーの勢いがどれだけ変わるかは資料に書かれていません(確認できず)。逃し弁は、タンクの中の圧力が上がりすぎたときに水を逃がす安全のための弁で、ふだんの圧力ではありません。

今の基礎にそのまま置けるか

貯湯タンクの脚が3本から4本になるので、基礎のアンカーは打ち直しになる見込みです(図の数字からの推測)。

アンカーは3か所から4か所になり、前のアンカーは真ん中の1本から左右の2本へ移るので、今の穴は使えない見込みです(図の数字からの推測)。

外形は同じでも、脚を留めるアンカーボルトの数と位置が変わるためです。商品図面(寸法を業者向けにまとめたパナソニックの図面)のアンカーの位置の図で比べました。

横はタンクの左の辺から、奥行きは正面の辺からの距離です。

アンカー変わり方(計算)HE-K46BQ(旧・脚3本)HE-J46NQ(新・脚4本)
後ろの2本横の位置は同じで、奥行きが11mm前へ左の辺から70mmと530mm左の辺から70mmと530mm
前のアンカー真ん中の1本から左右の2本へ1本。左の辺から300mm・正面から97mm2本。左の辺から70mmと530mm・正面から155mm
前と後ろのアンカーの間69mm短い525mm456mm

今の穴は使えない見込みなので、見積書に基礎のアンカーの工事が入っているかを確かめてください。 基礎の広さ(600×680mmのタンクが載る範囲)は同じです。

新しい本体が基礎に求めること

新しい本体は、脚4か所すべてをM12のアンカーで留め、水を満たすと528kgになる重さに耐える基礎を求めています。

出どころは HE-J46NQS の 施工説明書(工事をする業者向けの説明書)で、貯湯タンクとヒートポンプに求めることは次のとおりです。

  • 脚4か所すべてをアンカーボルト(太さM12、埋め込み60mm以上)で留める
  • 水を満たすと528kgになるので、床の強さを確かめるか、コンクリートの基礎にする
  • 国土交通省の告示第1447号に合った据え付けにする
  • ヒートポンプは高さ100mm以上の置き台に載せる。地面に直に置かない

今の基礎にひび割れや傾きがないかは、家ごとに違います(要確認)。今の基礎を使うと言われたら、これを満たしているかを業者に聞いてください。

脚部化粧カバーと2階以上に置くとき

脚部化粧カバー(貯湯タンクの脚のまわりを隠す別売のカバー)は、旧型が3本脚用で、新しい型は4本脚用です。今のカバーを付けられるかは資料に無く、脚の数が違うので合わない見込みです(推測)。

2階以上に置くときや集合住宅では、別売の上部固定金具(AD-HEBD6012A)でタンクの上を留めます(施工説明書)。 置く階で条件が変わるので、今のタンクが2階以上にあるなら業者に確かめてください。

施工説明書は、建物の設備の地震対策の決まり(建築設備耐震設計・施工指針)に沿った据え付け方を書いています。パナソニックの ラインアップ表 も、4本脚で地震に強い作りだと書いています。

ただ、地震への強さを区分の名前で示した記載は、パナソニックの資料にはありませんでした(確認できず)。

付け直す配管と接続口

給水と給湯の接続口の位置が動き、パナソニックは買い替えでも配管と配線を新しくするよう求めています。

給水の口は約48mm、給湯の口は約17mm動き、排水の口も大きく動きます。 給水・給湯・ヒートポンプの配管は、付け直しになる見込みです(図の数字からの推測)。

貯湯タンクの底を上から見た配管の位置の図で比べました。横はタンクの右か左の辺から、奥行きは正面の辺からの距離です。

接続口動き(計算)HE-K46BQ(旧)HE-J46NQ(新)
給湯真ん中寄りに17mm右から220mm・正面から38mm右から237mm・正面から38mm
給水真ん中寄りに48mm、奥へ3mm右から130mm・正面から60mm右から178mm・正面から63mm
ヒートポンプの配管(水の側)左へ11mm、奥へ11mm左から234mm・正面から36mm左から223mm・正面から47mm
ヒートポンプの配管(お湯の側)右へ10mm左から148mm・正面から45mm左から158mm・正面から45mm
ふろの往き(浴槽へお湯を送る管)左へ14mm左から125mm・正面から95mm左から111mm・正面から95mm
ふろの戻り(浴槽から戻す管)同じ左から36mm・正面から95mm左から36mm・正面から95mm
排水真ん中寄りに19mm、正面寄りに53mm右から54mm・正面から160mm右から73mm・正面から107mm

買い替えでも配管と配線は新しくする

HE-J46NQS の施工説明書は、同じ場所での買い替えでも、配管・配線・据え付けに使う部材は新しいものを使うよう書いています。今の配管が古くなっている場合は使わない、ともあります。

ヒートポンプと貯湯タンクをつなぐ配管は、パナソニックが専用の別売部材から選ぶよう求めています。ほかの部材を使うときは、その部材のメーカーに使えるかを確かめることになっています。

ツインチューブやゴムホースなどは使えません。2つの機械の間は、標準で5mまで、長くても15mです。

リモコンと値段

リモコンは HE-RQWNW を新しく買い、本体の値段は旧型と比べられません。

リモコンは本体に入っておらず、新しい本体に合う HE-RQWNW(税込み64,900円・税抜き59,000円)を必ず新しく買います。

HE-J46NQS の 商品ページ には、リモコンは別売で、必要だと書かれています。今の HE-RQFBW やボイスリモコン HE-RQVBW は、施工説明書の別売品の表に載っていません。

施工説明書には、本体とリモコンの組み合わせが違うと一部の機能が使えなくなるので、本体の型番に合ったリモコンを付けるよう書かれています。

浴室や台所に足して付ける増設リモコン HE-RQVNZ は、31,900円(税込み。税抜き29,000円)です。

本体の値段の呼び方

HE-J46NQS のメーカーの資料に載っている値段は、商品ページで1,158,300円(税込み。税抜き1,053,000円)です。リモコンと工事費は入っていません。

パナソニックは商品ページで、業者が見積もりを作るときの基準にする値段で、一般の人に売る値段ではないと書いています。業者向けの品番詳細のページは、同じ数字を「希望小売価格」の欄に出していて、資料によって呼び方が違います。

HE-K46BQS は品番詳細で「オープン価格」(メーカーが値段を決めていない)なので、新旧の値段の差は出せません。

リモコンを足すと、メーカーの資料の値段で1,223,200円(税込み。税抜き1,112,000円)です(計算)。商品ページの注には、配送や部材、工事、古い本体の引き取りの費用は入っていないとあります。

機能の違い

加わる機能は多く、HE-K46BQS から替えて無くなると分かったのはボイスリモコンの「呼び出す」だけです(2017〜2023年度の HE-J46JQS・HE-J46KQS・HE-J46LQS からならリズムeシャワープラスが無くなる)。

HE-K46BQS の 取扱説明書(2008年)と、HE-J46NQS の 取扱説明書・商品ページの「主な機能」で比べました。

HE-J46NQS で加わるのは、ウルトラファインバブル、スマホでおふろ、高温たし湯、エコナビ保温などです。 次の表の「何をする機能か」は、取扱説明書と商品ページの説明をもとにまとめています。

機能変わり方何をする機能か
ウルトラファインバブル加わる目に見えない細かい泡を含んだお湯を、ふろと給湯で出す。パナソニックは、洗面ボウルや浴室に汚れが付きにくくなるとしている
スマホでおふろ加わる台所リモコンに無線LANが入っていて、家の無線LANにつなぐと、専用のアプリでお湯はりなどを操作できる
高温たし湯加わる熱いお湯を足して、ふろの温度を上げる(旧型は「たし湯」だけ)
エコナビ保温加わる浴室リモコンのセンサーが人を感知して、保温の間隔を変える
ぬくもりチャージ加わるふろの残り湯の熱を貯湯タンクに戻して使う
電気代の仕組みに合わせる機能加わるピークシフト設定・ダブルピークカット・太陽光の余った電気で昼にわかす「ソーラーチャージ」など(昼間に沸かさない設定は、旧型にも「深夜のみ」としてある)
呼び出す(ボイスリモコン)無くなる台所と浴室を音声で呼び出し、返事をする
自動配管洗浄どちらにもあるお湯を抜くと、ふろの配管に残った湯水を流して洗う

このほか、商品ページの「主な機能」に載る温浴セレクトや、台所リモコンで浴室に人がいるか分かる入室サインも加わります。給湯の温度は50℃と55℃も選べるようになります。

どちらにもある機能

次の機能は、HE-J46NQS に替えたあとも付いています。

  • ふろの自動お湯はり・自動保温・自動たし湯・追いだき
  • 自動配管洗浄と、手で始める配管の洗浄
  • 台所と浴室の通話と、浴室の様子を聞く機能
  • 使った湯量を覚えてわかす量を決める「おまかせ」の運転
  • 沸き増し・沸き上げ休止・ふろの予約
  • 凍結を防ぐ運転・音声の案内・操作のロック

ボイスリモコンを使っていた家

HE-K46BQS は、通話のできるリモコン HE-RQFBW と、ボイスリモコン HE-RQVBW のどちらかを選ぶ型でした。HE-J46NQS で選べるのは、通話のできるリモコンだけです。

ボイスリモコンの「呼び出す」は無くなりますが、台所と浴室の通話と、浴室の様子を聞く機能は新しい型にもあります。取扱説明書のもくじと設定の項目で比べた範囲では、HE-K46BQS にあって新しい型に無い機能は、ほかには見つかりませんでした。

2005〜2008年の旧型番、2009年の HE-K46CQS、2017年の HE-J46JQS も取扱説明書で比べました。2020年と2023年の型は商品ページで比べています。

2004年度と2010〜2015年度の型は確かめていません。無くなる機能は、関連情報の「同じくHE-J46NQSに替わる旧型番」に型番ごとに書いています。

部品はいつまであるか

HE-K46BQS の修理用の部品をパナソニックが持っておくとしている期間は、2019年7月ごろに終わっています(計算)。

パナソニックの 部品の保有期間の表 では、エコキュートは製造を打ち切ってから9年か10年(販売した年で違う)です。HE-K46BQS の取扱説明書は「製造打ち切り後9年」としています。

品番詳細のページでは、セットの生産終了が2010年7月20日、中の貯湯タンク HE-K46BQ が7月21日、ヒートポンプ HE-PK60B が7月20日です。中の機械もほぼ同じ日に作り終えているので、期間は2019年7月ごろまでと計算できます。

HE-K46BQS は、パナソニックが修理用の部品を持っておくとしている期間の外になっています。 期間を過ぎたあとに部品が手に入るかは、パナソニックの資料に書かれていません(確認できず)。

2008〜2010年ごろに付けた機械なので、使った年数は16〜18年ほどになります(計算)。修理か交換かを考えるときは、この期間を過ぎていることも材料になります。

HE-K46BQSの後継機種を調べる人向けの関連情報

ここからは、HE-K46BQS 以外の型番から替える場合と、交換の前に確かめておきたいことをまとめます。次の順に見ていきます。

  • 同じく HE-J46NQS に替わる旧型番
  • 370Lと、型番に記号の付く型
  • ヒートポンプだけ替えられるか
  • 見積書で確かめること
  • 補助金の対象か

同じくHE-J46NQSに替わる旧型番

機種一覧表で HE-K46BQS と同じ1行に並ぶのは、2004〜2023年度の角型・460Lのフルオートの型番で、後継はどれも HE-J46NQS です。

HE-46K2QRS、HE-46K3QUS、HE-K46AQS(HE-K46AQPS)、HE-J46JQS も、HE-K46BQS と同じく HE-J46NQS に替わります。

この行には、ほかに次の型番も並んでいます。

  • 2004年度:HE-46K1QJS
  • 2009〜2014年度:HE-K46CQS〜HE-K46GQCS
  • 2015年度:HE-J46HQS
  • 2020年度:HE-J46KQS
  • 2023年度:HE-J46LQS

同じ角型・460Lのフルオートでも、次のシリーズは機種一覧表の別の行で、後継も HE-J46NQS ではありません。

  • Sシリーズ:HE-S46DQS〜HE-S46HQS
  • NSシリーズ:HE-N46HQS・HE-NS46HQS〜HE-NS46LQS
  • Nシリーズ:HE-N46JQS〜HE-N46LQS

型番の頭の文字で、どの行かを確かめてください。型番に別の文字が入る型(パワフル高圧の KU、耐塩害の E、屋内用の M など)は、後の「370Lと、型番に記号の付く型」で扱います。

貯湯タンクの名札にある HE-K46BQ・HE-K46AQ・HE-46K3Q・HE-46K2Q は、タンクの型番です。セットの型番は、タンクの型番の後ろに S などの文字が付いたもので、後継は同じ HE-J46NQS です。

表の部品の保有期限は、生産終了の日に保有の年数を足したものです(計算)。

旧型番(セット)部品の保有期限(計算)発売貯湯タンクの型番合うリモコン
HE-46K2QRS2015年9月ごろまで(セットの生産終了の2006年9月30日から9年で数えた。中の機械の生産終了の日は確認できず)2005年6月9日HE-46K2QHE-RQF4W/HE-RQV4W
HE-46K3QUS確認できず(生産終了の日が資料に無い。2006年度の型で、過ぎている見込み)2006年度HE-46K3QHE-RQF7W/HE-RQV7W
HE-K46AQS/HE-K46AQPS確認できず(HE-K46AQPS のヒートポンプで数えると2019年1月ごろまで)2007年度(HE-K46AQPS の中のヒートポンプ HE-PK60AP は2008年12月1日発売。セットの発売日は確認できず)HE-K46AQ/HE-K46AQPHE-RQFAWP/HE-RQVAWP(HE-K46AQPS)
HE-K46BQS2019年7月ごろまで(9年)2008年7月1日HE-K46BQHE-RQFBW/HE-RQVBW
HE-K46CQS2020年1〜8月ごろまで(セットと貯湯タンクの生産終了の2011年1月11日と、ヒートポンプ HE-PK60C の2011年8月31日から9年で数えた)2009年7月10日HE-K46CQHE-RQFCW/HE-RQVCW
HE-J46JQS確認できず(10年の決まり。生産終了の日が資料に無い)2017年11月26日HE-J46JQHE-RQFJW

出どころ:機種一覧表、品番詳細のページ、各型番の取扱説明書(HE-46K3QUS・HE-46K2QRS・HE-K46AQPS・HE-K46CQS)

2005〜2008年の旧型番で違うところ

HE-K46BQS より前の型番は、次の点が違います。

  • HE-46K2QRS・HE-46K3QUS:今の貯湯タンクは幅667×奥行き700mmで、新しいタンクは幅が67mm・奥行きが20mm小さくなる。高さは2097mm・2147mmから2170mmになる(計算)。アンカーと接続口の位置の数字は確かめていない(確認できず)
  • HE-K46AQPS:貯湯タンクの高さが2190mmで、新しいタンクは20mm低くなる(計算)
  • HE-46K2QRS・HE-46K3QUS・HE-K46AQS・HE-K46AQPS に共通:貯湯タンクの脚は3本で、HE-K46BQS と同じく基礎のアンカーが変わる
  • 給湯の圧力:HE-46K2QRS・HE-46K3QUS・HE-K46AQPS は減圧弁が170kPaで、HE-K46BQS と同じく180kPaに上がる。HE-K46AQS の減圧弁は確認できず
  • ボイスリモコンを付けていた家:HE-46K2QRS・HE-46K3QUS・HE-K46AQPS もボイスリモコン(HE-RQV4W・HE-RQV7W・HE-RQVAWP)を選べた型で、HE-K46BQS と同じく「呼び出す」が無くなる
  • 高速お湯はり:HE-46K2QRS と HE-46K3QUS にある、浴室リモコンからふつうより約3分早くお湯をはる運転は、HE-J46NQS の取扱説明書に無く、無くなる
  • ひかえめ運転:HE-46K2QRS にある、電気の使用量を減らしたいときの運転は、同じ名前の設定が HE-J46NQS の取扱説明書に無い(沸かす量を控える「おまかせ節約」はある)
  • 効率:HE-46K2QRS・HE-46K3QUS の資料には1年を通した効率の数字が無く、比べられない(確認できず)

ほかの項目は、取扱説明書のもくじと設定の項目で比べた範囲では無くなる機能は見つかりませんでした。HE-K46AQS(ナショナルの名前の型)の取扱説明書は確かめていません(確認できず)。

2009〜2015年度の旧型番で違うところ

2009年度の HE-K46CQS は、取扱説明書と施工説明書で確かめました。ボイスリモコン HE-RQVCW を付けていた家では、HE-K46BQS と同じく「呼び出す」が無くなります。

ほかに確かめたことと、確かめていない型は次のとおりです。

  • 基礎:HE-K46CQS の貯湯タンクは高さ2170×幅600×奥行き680mmで、脚は3本。HE-K46BQS と同じく、基礎のアンカーは打ち直しになる見込み(脚の数からの推測)
  • 部品の保有期限:HE-K46CQS の取扱説明書は「製造打ち切り後9年」。中の機械の生産終了から数えると、2020年1〜8月ごろにすでに切れている(計算)
  • 確かめていない型:2010〜2014年度の HE-K46DQS〜HE-K46GQCS、2015年度の HE-J46HQS、2004年度の HE-46K1QJS は、取扱説明書も図面も確かめていない。ボイスリモコンを選べたか、無くなる機能、今の基礎を使えるかは確認できず

HE-J46JQS から替えるとき

2017年の HE-J46JQS は、貯湯タンクの脚が4本で、アンカーの位置の数字も HE-J46NQS と全部同じです。基礎はそのまま使える見込みです(図の数字からの推測)。

アンカーボルトなどの据え付けの部材は、施工説明書のとおり新しいものになります。

HE-K46BQS から替える場合と比べて、違うところは次のとおりです。

  • 接続口:給水の口が右から175mmから178mmへ、ふろの往きが左から125mmから111mmへなど、少しだけ動く
  • 重さ:貯湯タンクは75kgから68kgへ(7kg軽い)、ヒートポンプは42kgから41kgへ(HE-J46JQS の 商品図面)。HE-K46BQS のような13kgの差は無い
  • 効率:どちらも JIS の2018年版で測った値で、3.5から3.7へ上がる(ふろの熱を回収する機能を使った値)。測り方が同じなので、数字を並べて比べられる
  • リモコン:HE-RQFJW から HE-RQWNW に替わる
  • 無くなる機能:リズムeシャワープラス(シャワーの湯量と温度を一定のリズムで変える機能)。2017年の 発表 と HE-J46JQS の取扱説明書にあり、HE-J46NQS の取扱説明書と商品ページの「主な機能」に無い。もくじで比べた範囲では、ほかに無くなる機能は見つからなかった
  • 加わる機能:ウルトラファインバブルと、スマホでおふろ(台所リモコンに無線LANが入る)。温浴セレクトやソーラーチャージなどは、2017年の発表で HE-J46JQS の世代にすでに挙がっている
  • 2020年と2023年の型:同じ行の2020年の HE-J46KQS(商品ページ)と2023年の HE-J46LQS(商品ページ)も、「主な機能」にリズムeシャワープラスがあり、替えると無くなる
  • 値段:2017年の発表の値段は税抜き822,000円(工事費別)で、HE-J46NQS は税抜き1,053,000円。種類も時点も違う値段どうしなので、差の231,000円は目安(計算)

HE-J46JQS は2017年11月に出て、次の型が出た2020年度ごろまで作られていたと見ると、使って6〜9年ほどの機械です(推測)。交換の時期にはやや早いといえます。部品の保有期間も10年で、まだ先の見込みです(推測)。

2014年のリコールの表に載る型番

この記事でまとめた旧型番のうち、2004〜2012年ごろの型は、パナソニックが2014年に出した無料点検・部品交換の表に載っています。

  • 表に載る型:HE-46K1QJS、HE-46K2QRS、HE-46K3QUS、HE-K46AQS(HE-K46AQPS)、HE-K46BQS、HE-K46CQS〜HE-K46FQS
  • 載っていない型:HE-K46GQCS、2015年度の HE-J46HQS、2017年の HE-J46JQS

理由は、ヒートポンプの中の圧縮機がまれに塩分などで腐食して壊れ、本体が変形することがあるためです。2003年11月から2013年1月までに作った199機種が対象です(2014年のお知らせ)。

表で「◎」の付いた型は、2013年1月より後に作った対策済みの製品が混ざるため、ヒートポンプの製造番号によっては点検の対象から外れます。

今の機械がまだ動いていて、点検を受けたか分からなければ、お知らせのページで貯湯タンクの型番を確かめて窓口に連絡します。点検と部品交換は無料です。

2022年8月には、点検で部品が正しく交換されていなかった一部の製品について、再点検のお知らせ(2023年10月改訂)も出ています。対象の家には、パナソニックから書面が郵送で届くとしています。

2014年のお知らせは、点検や修理を名目に、関係のない工事の契約を勧める業者がいると注意しています。点検と部品交換は、パナソニックが前もって案内する会社のスタッフが行うとしています。

370Lと、型番に記号の付く型

370Lや、型番に記号が付く型は、後継の型番が別になります。

370Lの HE-K37BQS の後継は HE-J37NQS(税込み1,060,400円・税抜き964,000円。リモコン別・工事費別)で、補助は同じく10万円です。 貯湯タンクは高さ1810×幅600×奥行き680mmです。

460Lで型番に記号の付く型は、機種一覧表で別の行に並び、次の型番に替わります。

  • 耐塩害(型番の末尾に E):海の近くなど、塩の害を受ける場所で使う型。HE-K46BQES の後継は HE-J46NQES(税込み1,213,300円・税抜き1,103,000円。リモコン別・工事費別)で、補助は10万円
  • パワフル高圧(型番に KU):HE-KU46BQS の後継は、ウルトラ高圧の HE-JU46NQS
  • 屋内用(型番に M):HE-K46BQMS は Jシリーズには来ず、NSシリーズを経て HE-S46NQMS に替わると読める。値段と中身は確かめていない(確認できず)

ヒートポンプだけ替えられるか

パナソニックはヒートポンプだけの販売をしていないので、ヒートポンプだけを買い替えることはできない見込みです。

パナソニックの よくある質問 は、ヒートポンプだけも、貯湯タンクだけも、単品の販売はしていないと答えています。 HE-K46BQS の 施工説明書 も、貯湯タンクは必ずヒートポンプとつなぐよう書いています。

品番詳細のページでは、HE-K46BQS のヒートポンプ HE-PK60B の後継品に HE-PK60D、その後継に HE-PK60E が載っています。ただ、HE-PK60E は2012年9月に作り終えていて、その先の後継は書かれていません。

今のヒートポンプ HE-PJ60N も、品番詳細に2026年6月発売の製品として載っています。それでも、古い貯湯タンクにつないでよいと書いた資料は、確かめた品番詳細・よくある質問・施工説明書のどれにもありません。

補助金の面でも、国の補助は新品の本体(貯湯タンクとヒートポンプの組み)を丸ごと取り付ける工事が対象で、ヒートポンプだけの交換は対象になりません(国の よくある質問(リフォーム工事))。

見積書で確かめること

本体のほかに、施工説明書で必ず使うとされる部材と工事が見積書に入っているかを確かめます。

本体(貯湯タンクとヒートポンプ)のほかに、下の表で「必ず」とした部材と工事が見積書に入るはずです。 「好みで」「必要なら」などとした品目は、家に合わせて要るかを業者と決めます。

HE-J46NQS の 施工説明書 と、商品ページの 部材のめやす を突き合わせて作りました。

品目要るか部材の型番メーカーの資料の値段(税込み。カッコ内は税抜き)
リモコン(台所と浴室)必ず(本体に入っていない)HE-RQWNW64,900円(59,000円)
リモコンの線必ず。パナソニック専用のシールド付きを使うAD-HERSB-210(10m)1本4,400円(4,000円)。部材のめやすでは2本
ヒートポンプの配管必ず。専用の部材がすすめられているセット AD-HHSJ10PB1(管は10m)。2つの機械の間が長くて足りなければ AD-HEPHB2025(25m)と継手 AD-HTSJ10PB1セットは40,172円(36,520円)。長いときの部材は確認できず
ヒートポンプとタンクをつなぐ電気の線必ず。3心・直径2.0mmのVVFケーブルと、線を通す樹脂の管(PF管)を使うセット AD-HHSJ10PB1 に線8mと管7mが入る。長いときは AD-HEVFA-A50・AD-HHC16P50A などセットに含む。長いときは確認できず
給水側止水栓(水を止める栓)必ず付けるAD-HESB67UAB6,050円(5,500円)
排水エルボ(貯湯タンクの排水口に付ける曲がった管)必ずAD-HHTR13A5,610円(5,100円)
ふろ接続アダプター(浴槽の壁の口に付ける部品)必ずAD-HQJAB-LH(L型)か AD-HQJAB-SH(S型)L型は7,590円(6,900円)
ふろの配管と継手必ず(長さで変わる)AD-HWPEB310(10m)と AD-HSSAA-PT3(2個入りのセットを2つ)15,708円(14,280円)と2セットで2,640円(2,400円)
アンカーボルト必ず(脚4か所)AD-HEAB40RA(木の床は AD-HEAB41WA)4,510円(4,100円)
ヒートポンプの置き台必ず(高さ100mm以上)CZ-UB4-C など確認できず
脚部化粧カバー好みでAD-HEJP4NA-C(4方向)か AD-HEJP3NA-C(3方向)など。どれも新しい型用4方向14,960円(13,600円)、3方向12,210円(11,100円)
上部固定金具2階以上や集合住宅などAD-HEBD6012A確認できず
専用のブレーカー、電源の線、アースの工事必ず市販品とアース棒 AD-3200C公式の値段なし
給水・給湯・排水の配管必ず市販品公式の値段なし
凍結予防ヒーター寒い地域などAD-HEDF51A(内側の配管用)確認できず
増設リモコン必要ならHE-RQVNZ31,900円(29,000円)

商品ページの部材のめやすは、表のうち9品(脚部化粧カバーは樹脂製か鋼板製のどちらか)の例で、合計106,040円(税込み。税抜き96,400円)です。

この中には、好みで付ける脚部化粧カバーの14,960円(税込み)が入っています。ヒートポンプの置き台やブレーカー、給水・給湯の配管と工事費は入っていません。この合計には、必ず買うリモコンの64,900円(税込み)も入っていません。

旧型のときから変わる部材

HE-K46BQS のころの 施工説明書 と比べると、次の部材の扱いが変わります。

  • リモコンの線:旧型は普通のリモコンコードでよく、シールド付き(電気の雑音を防ぐ覆いの付いた線)は電磁波の強い場所だけだった。新しい型は、パナソニック専用のシールド付きを使うよう指定している
  • 給水側止水栓:旧型は配管のセットに入っていた(AD-HESB66A)。新しい型は別売で、必ず付ける
  • アンカーボルト:旧型は脚3か所、新しい型は脚4か所
  • ふろ接続アダプターとヒートポンプの配管のセット:旧型とは型番が違う
  • タンクの上を留める金具:旧型は振れ止めの金具が付属していた。新しい型は、2階以上などで別売の上部固定金具を使う

見積もりの段階で業者に聞いておくこと

工事の中身として、次の点も見積もりの段階で聞いておくと安心です。

  • 配管と配線を新しくするか:施工説明書は、買い替えでも新しい部材を使うよう求めている
  • 電気の工事が入っているか:単相200Vの専用のブレーカーが要り、電気工事士が貯湯タンクとヒートポンプの両方にアースの工事(D種接地工事)をする
  • 電力会社との契約:施工説明書は契約の中身を確かめるよう求めている。2016年3月31日以前に結んだ電力の契約を続けるなら、試運転のときにリモコンで電力会社の設定を合わせる
  • 古い本体の取り外しと処分:商品ページの値段には引き取りの費用が入っていない。見積書に入っているかを聞く
  • 補助金の申請をその業者がするか:国に登録した業者か、補助金を工事代金から引くのか現金で払い戻すのか、申請の手数料を取るかを聞く(次の「補助金の対象か」)
  • 本体と工事が1つの契約になっているか:本体を自分で買い、取り付けだけを頼むと、補助の対象にならない
  • 年末が近い場合の日程:12月31日までに工事を終えて、業者が補助金の申請を出せる日程かを聞く

補助金の対象か

HE-J46NQS は、上乗せの条件の効率3.7にちょうど届くので、10万円の補助の対象です。

受け取れる額は1台10万円で、国に登録した業者と契約して取り付けることが条件です。

国の補助対象製品の検索(HE-J46NQS)で、本体だけで補助の条件を満たす機種として載っています。パナソニックの 補助金のページ(2026年9月時点)も、Jシリーズのフルオートを10万円の欄に入れています。

補助を受けられる頼み方

給湯省エネ2026事業の補助を受けるには、国に登録した業者に、本体と取り付けの工事をまとめて頼む必要があります。

  • 補助を受けられるのは、国に登録した業者(給湯省エネ事業者)と工事の契約を結んで取り付けた場合だけです。登録していない業者と契約すると、補助の対象になりません(国のトップページ、国の対象要件の詳細のページ)
  • 見積もりを出した業者が登録しているかは、国の 給湯省エネ事業者の検索 で調べられます。ただ、このページに載っているのは名前を出すことを希望した業者だけなので、載っていなければ業者に直接聞いてください
  • 補助金の申請と受け取りは業者がします。家の人が自分で申請することはできません(国の申請手続きの詳細のページ)
  • 補助金は、業者が工事代金に充てるか、現金で払い戻すかのどちらかで戻ってきます(現金のときは、業者に補助金が入ってから2か月以内)。どちらにするかと、申請の手数料を取るかどうかは、業者と結ぶ国の決まった書類(共同事業実施規約)で決めます(国の申請手続きの詳細のページ)

補助の対象にならない場合

機種が対象で、登録した業者に頼んだ場合でも、次の頼み方や工事では補助を受けられません(国の対象要件の詳細のページと、国の よくある質問(リフォーム工事))。

  • 本体を自分で買い、取り付けだけを業者に頼んだ場合
  • 自分で取り付けた場合
  • 工事の契約を結ぶ前に工事を始めた場合
  • ヒートポンプだけを替えた場合。補助の対象は、新品の本体(貯湯タンクとヒートポンプの組み)を丸ごと取り付ける工事です

工事を始める日と申請の期限

2025年11月28日以降に、給湯器の取り付けを始めた工事が対象です。 見積もりや現場の下見は、工事を始めたことに入りません(国の対象要件の詳細のページと、国のよくある質問(リフォーム工事))。

  • 補助金の申請は、工事が終わって引き渡されたあと(または給湯器を使い始めたあと)に業者が出し、受付は予算の上限に達した時点で終わります(遅くとも2026年12月31日まで)。このため、12月31日までに工事を始めるだけでは足りず、工事を終えて業者が申請を出すところまでを間に合わせる必要があります(国の申請手続きの詳細のページと、国の対象要件の詳細のページから言えること)
  • 業者は、工事を始めたあとに「申請の予約」(予算を一定の期間確保しておく手続き)を出すこともでき、予約の受付は遅くとも2026年11月16日までです。予約をするかどうかは業者が決めます(国の申請手続きの詳細のページ)
  • 予算に対して申請がどれだけ出ているかは、国のサイトで毎日午前中に更新されています。最新は、国の 補助金の申請額の推移のページ で見てください

補助の金額と上乗せの条件

補助は、エコキュート1台につき7万円(基本額)です。 省エネの性能が高い機種には、3万円が足されます(国の対象要件の詳細のページ)。

3万円が足されるのは、年間給湯保温効率が国の2025年度の目標の値より0.2以上高い機種です。目標の値は、貯湯タンクの数と容量、一般地向けか寒冷地向けかで決まっています(国のエコキュートのページ)。

表のカッコの中は、目標の値に0.2を足した計算で、この値以上なら3万円が足されます。

貯湯タンクの数と容量一般地向けの目標の値(3万円が足される効率)寒冷地向けの目標の値(3万円が足される効率)
1つ・320L未満3.1(3.3以上)2.7(2.9以上)
1つ・320L以上550L未満3.5(3.7以上)2.9(3.1以上)
1つ・550L以上3.2(3.4以上)2.7(2.9以上)
2つ以上3.0(3.2以上)2.7(2.9以上)
少人数の世帯向けの機種3.0(3.2以上)2.7(2.9以上)

古い電気温水器(2万円)や電気蓄熱暖房機(4万円)を外す場合にも上乗せがありますが、エコキュートを外しても上乗せはありません。(国の対象要件の詳細のページの注記)

HE-J46NQSの補助の金額と、勧められた型番の確かめ方

年間給湯保温効率は3.7で、上乗せの基準(3.7以上)と同じ値なので、基本の7万円に3万円が足されます。

  • 3.7は、ふろの残り湯の熱をタンクに戻す「ぬくもりチャージ」を使って測った値です(ラインアップ表 の注)。上の表のとおり、460Lで貯湯タンクが1つの一般地向けに要るのは3.7以上です
  • 国の検索で、性能の上乗せの条件に合うものに絞っても、HE-J46NQS は出てきます。耐塩害の HE-J46NQES と370Lの HE-J37NQS も同じく出てきます
  • ひとつ前のJシリーズの HE-J46LQS(2023年度の型)は効率が3.6で上乗せが付かず、補助は7万円です。 ラインアップ で2026年9月18日に受注を終えた型で、型番の「N」と「L」の1文字の違いなので、見積書で確かめてください
  • セミオートと給湯専用のJシリーズは、パナソニックの補助金のページで7万円の欄に入っています。フルオートの HE-J46NQS かどうかも、型番で確かめてください
  • 国は、前の給湯器より省エネの性能が下がる機器を補助の対象外にしています。HE-K46BQS の3.2とは測り方が違いますが、同じ規格で測った2017年の型の数字をはさんで見ると新しい型のほうが高く、当たらない見込みです(推測)
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